2020年07月23日記載
アフターコロナでビジネス需要が減っても旅行需要は必ず戻ってくる
本来なら今日、東京オリンピック開会式が行われているはずだった。世界から多くの人が訪れ、全世界が東京に視線が注ががれる世界。しかし現実はシトシトと降り続く、どんよりとした空模様、心もズッシリくる暗い世界が続いている。

今年3月の時点ではオリンピック開催を信じていた。延期や中止などのコメントが増えていくのを聞きながら不快感をもっていた。「何を言っている?」「開催して当然」だと。

それがどうだ。全く収まるどころか、第二波が猛然と襲い始めている。ヨーロッパはピークは超えても警戒レベルは落としていないし、アメリカに至っては第一波が継続中だ。収まるどころか世界的には感染拡大は継続中となっている。

目の前が暗いと、どうしても明るい世界を期待してしまう。本来冷静に近未来を読み取きながら先手を打っていくべきなのに、冷静な分析よりも期待値先行で先走ってしまう思考が取り切れていない自分がいる。

1年延長されたオリンピック。正直、本当に1年後、開催できるのだろうか?2月の時点ではまだ5ヶ月も先の話だと思ったが、あっという間に7月後半になってしまった。

失われた20年と言われる日本。運も実力のうちとは言うが、運すら突き放された印象がある。

ウィズコロナ、アフターコロナ。もう元の世界にもは戻らないとも言われる。

コロナをきっかけに出張せずとも仕事ができてしまうことに多くの人が気づき始めている。実際の出張するビジネスマンのうち、本当に出張が必要なのかと問えば、単に遠隔地の人と飲みたいから飛行機に乗って出張する人は相当な割合存在していることが浮き彫りされてしまっている。

また、毎日わざわざスーツに着替えて、満員電車に揉まれながら会社に毎日通勤して仕事をしなくても、自宅に居ながら同レベルの生産性を維持したまま仕事ができてしまう人たちも大勢いることも明確化されてきている。

少なくともコロナ以前よりは、ビジネス上の無駄な人の移動は確実に減るだろう。

アフターコロナ以降、ビジネス需要が2019年のレベルへ戻ることはなさそうだ。一方、旅行需要のマグマは確実に溜まってきている。プライベートでの移動需要は100%以上の戻りが期待される。

みんな旅行したがっている。会社経費で出張できた人ができない環境になる人たちも含めて、遠くにお出かけしたい潜在的欲求に対する反動エネルギーは相当蓄積しているに違いない。おそらくビジネス需要減少分を超える旺盛な旅行需要が戻ってくると私は確信している。

航空業界は瀕死の状態が続く。残念ながら今年末までは期待できそうにない。それでも来年からゆっくりと徐々に需要は戻ってくるはずだ。私の期待感だけで言っているのではない。コロナという強制ブレーキが発動しているから我慢しているだけであり、コロナブレーキが徐々に解除されれば、自動的に旅行需要は戻ってくるのは必然である。

現在の航空株は、ワクチン報道のたびに瞬間的に上昇しては時間とともにジリジリ下げる繰り返し相場。はっきり言ってインのタイミングとしてはまだまだ適切な時期とはいえない。それでもこのまま永遠に今の株価水準のまま数年続くこともない。

きっと上昇モードに転ずれば、あっという間に株価は膨らむ時期があるだろう。それがいつなのかはわからない。投資は時間との戦いでもある。だから多くの投資家はハイテク株に資金を回している。

しかしタイミングが来たら、ハイテク株から一気に景気敏感株へ資金が振り向かられること可能性は高いとみている。私のような弱小の素人投資家は、突然やってくる資金転換のタイミングに合わせて行動することができないので、上昇し続けるハイテク株を横目にみながら、停滞し続ける航空株にポジションを取って待つしかないのだ。

だからこそ、目先の下落や上場廃止リスクに怯えながらも、耐えてポジションを取り続ける。

今は地獄の世界の真っ只中にいる。それでも歯を食いしばりながら投資の世界から退場せずに喰らい続けていく。

なぜなら最終的に勝てさえすれば良いのだから。
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