2020年07月25日記載
米国航空会社4社決算発表終了、株価はほぼ無反応で通過
米国航空会社4社の決算発表がすべて終了した。デルタ航空からはじまり、ユナイテッド、そして最後にアメリカン航空とサウスウエスト航空と続く。いずれも想定通りの最悪決算だったが、株価への反応はほとんどなかった。

決算が悪いのはすべて予想の範囲内であり、手元資金の流動性がどれほど体力が残っているかも想定通りといえる。更に2024年ぐらいまでは2019年レベルの旅客需要も戻らないことも市場予想と一致しているため、現在の株価はすべて織り込まれていたといえる。

今後の株価インパクトの材料は、いつまでコロナウイルス騒動が続くのかと、手元資金がいつ枯渇し、最悪とされる上場廃止シナリオがどれほどの可能性が含まれているのかが今後の焦点となる。

ユナイテッド航空の決算発表時のコメントにもワクチンの動向次第とする内容が中心だった。9月末までは政府からの資金援助の条件として従業員を雇用し続ける約束があるが、10月より期限切れとなるため、大規模リストラが断行される見込みとなっている。

さて、私の航空株戦略はどう攻めるか。

現時点では短期売買を繰り返す戦略をとっている。明確な上昇材料がなくてもわずか一日で5%程度の突然上昇する日は頻繁に繰り返されている。だから明確な上昇材料がない場合は、たいていすぐに下落に転じることが多い。一昨日もそうだった。

通常の株価推移は、ゆっくり上昇して下落する時は一気に落ちることが多いが、現在の航空株に関しては真逆。突然上昇したあとはジリジリ下げ続ける展開がかれこれ半年ほど継続している。

だから今は慌てず、大きく下がったと思えるタイミングまでキャッシュ率を高めたまま待機し、これ以上下がらなさそうと思ったタイミングで打診買い、上昇したらためらわずに売却。

この「ためらわずに売却」ができずに何度も機会損失を被っていた。明確な上昇材料が出る秋まではこんな感じで続けていこうと思っている。

次の大きな材料はワクチンの大規模治験で良好な結果が出る頃まで無いと思っている。それより前にあるとすれば、米国の新規感染者数の推移が明確に減少傾向が見られるような数字が示された時のいずれかである。

いずれにしても、私の手元資産は大きく目減りした状況から何も変わっていない。残った資金がこの先更に毀損したら非常にまずい。慎重な投資を心がけていきたい。
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