2020年07月31日記載
恐るべしGAFA、高い株価水準どおりの好決算連発
ANAの決算発表に続き、本日はJALの決算発表を控えている。想定通りの大赤字になると思われる。決算数字は株価インパクトを与えるものの、やはり直近の感染者数増加と今後出るかもしれない再緊急事態宣言発令に対する先行き懸念によることで直近は二番底を伺うほど猛烈な下落に見舞われている。

航空銘柄ほどではないものの、鉄道銘柄の下落も著しい。安定銘柄の代表格だったJR東日本も下落が止まらない。決算内容も散々たる内容だった。テレワーク推進で通勤定期購入の手控えへの流れは、多少なりともリバウンドが期待できる航空銘柄以上にコロナ終焉後もコロナ前レベルに戻らない可能性が高いと思われる。

日本株の安定銘柄の代表である花王。決算は冴えなかった。ただ冴えなかったとはいえ、まだまだ日本企業の中では頑張っているレベルであり、さほど悲観するほどではないのではないか。

一方、アメリカはどうか。

Amazon株価は直近で1.5倍に膨らんでいたので、普通に良決算でも株価は下がるのではないかとみていたが、見事に私の素人予想は大きく外れ、利益が2倍の壮絶好決算を発表。すでに相当成長しているのにも関わらず、まだまだ上昇の余地があることに本当に驚いた。

今朝のダウ終値はマイナスだったが、アフターマーケットであっという間にプラスに転じている。Facebookも成長率こそ過去最低とはいえそれでも10%成長を確保。Apple株は11%も増収を果たし前日比7%の上昇。400ドルの節目をいとも簡単に突破した。

GAFAで唯一ダメだったのがGoogle。前年同期比2%減の減収となった。それでも株価は上昇した。広告収入は落ちたものの、クラウドサービスでは増収となっている期待感があるのかもしれない。

それにしても強すぎるGAFA。期待値だけで株価上昇と思いきや、高い期待値を更における結果を出し続ける。

GAFA以外ではP&Gも好決算を連発させている。花王はぱっとしないのにP&Gは好決算だった。花王とP&Gの力の違いがどこにあるのだろうか。国力の差なのだろうか?

ダウやナスダックなどの指標の高さもGAFA+Microsoftだけで、その他大多数の銘柄を牽引している。日本はGAFA的な存在がない。だから日経平均も低迷している。

日経平均の牽引銘柄のうち、ソフトバンクグループ株は自社株買いだけで無理やり株価が上がっているようにみえる。ファーストリテイリングは最近は右肩下がり。

そんな中、ピークを迎えた感があるメルカリは高値安定をキープしている。GAFAと違い、グローバルで稼いでいるわけではない。来週決算発表がある。果たして高い株価に見合う数字が出てくるのだろうか?

個人投資家の大半は、そろそろ高い株価も崩れるのではないかと思っている人が多い。空売り数も高いままだ。機関投資家は売り残をみて更に上を狙ってくる可能性もある。

GAFAは結果的に実態に即した高い株価水準だったが、メルカリが同様なのかは非常に興味がある。お盆前の決算数字を大いに注目しておきたい。
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