2020年08月11日記載
世論はバイデン優勢、でも私の予想はトランプ大統領再選
「声なき声」とは頭の中で思っていても言葉として発せられない思想や感情をいう。小学生の頃、好きな女の子に「好き」だといえずに永遠の片思いといえばイメージが湧きやすいだろう。

辞書によれば、「一般の人々の表立たない意見」と書かれている。思っていても言葉で示さなければ、形にならないとする意味として用いられる。しかし世の中の声なき声が明確に表面化する制度がある。選挙だ。

我が家は選挙当日は投票所へ一緒に行くのだが、誰に投票したかをお互い聞くことは一切しない。支持者が異なることで家庭内でギクシャクするのを避けたい思いもあるが、そもそも選挙とは声なき声を誰にも悟られることなく意思表明する場とする暗黙のルールがあるからだ。

世論調査には声なき声は反映されない。だから時に予想と選挙結果が異なることがある。

福島第一原発事故をきっかけに、これまで原発の存在すら意識していなかった国民全員が原発の存在を知り、炭素ゼロ発電のメリットのウラに莫大のリスクがあることを知った。

もともと原発に否定組だった人たちが、声を荒げて反原発を掲げるようになった。本来でいう脱原発と反原発をすべて一緒と捉え、一斉大合唱となった。

過去最悪な原発事故により、日本の安全神話も崩壊した。報道メディアはこぞって原発は悪だと連日伝えた。反政府メディアである朝日新聞を筆頭に毎日新聞も連日原発は悪だと社説を掲載し続けた。

事故までまでCO2削減を推し進めるために原発推進だった人たちでさえも、世論の圧力で原発推進とは表立って声を出せなくなっていった。推進とは言わずとも、エネルギーの大半を輸入に頼る日本にとって、直ちに原発ゼロより、既存の施設は継続利用すべきとの声も次々とかき消されていった。

野党政治家たちは、世論の動向をみて、脱原発を掲げれば選挙戦で有利に運べるとの思惑もあり選挙公約として次々と脱原発を掲げる政治家が増殖した。

ところが当時の国政選挙の蓋を明けてみると脱原発を掲げた政党は軒並み惨敗に見舞われた。一定数の指示はもちろんあるが、国政選挙の結果は民主党政権は崩壊し、自民党圧勝で幕を閉じた。

2011年都知事選。原発政策について部分容認する舛添氏に対し、脱原発を掲げる細川氏と鳥越氏、そして宇都宮氏との争いと言われた結果、2位の宇都宮氏に倍以上の得票で舛添氏が当選した。原発反対組では、当時国民的人気モノ小泉元総理の厚い応援もありながら細川氏は惨敗に屈した。

私はそれぞれの結果こそが、声なき声による答えだと確信している。実際、脱原発政策で当選した人たちは一部の地方自治体選挙に限られている。

小池都知事が2016年の選挙圧勝後に、調子に乗って希望の党を立ち上げた結果、惨敗に屈した決定的理由は世論では「排除」発言と言われているが、私は脱原発を掲げたからだと思っている。

表立って「原発は反対ではない」と言えない世論が声なき声を生んでいったのである。選挙の結果は声なき声を形に示したのではないだろうか。

さて、今度のアメリカ大統領選挙。世論ではバイデン氏優勢と連日報道されている。

繰り返しになるが、私はトランプ大統領が再選すると思っている。声なき声として表立ってトランプ大統領指示と発言できない環境が今のアメリカにあるからだ。

トランプ大統領を支持だと表明しようものなら、「お前は差別主義者に加担するのか?」と世間からの圧力がかかってしまう。だから本当はトランプ大統領を指示したくても、世論調査では沈黙を保つ支持者が相当数いると予想する。

もちろん、選挙の結果はどうなるかわからない。私の予想は大外れの可能性もある。

でもあえて、今のタイミングで言っておきたい。次回の選挙はトランプ大統領再選する。

さあ、私の見立てはどうか。12月に答え合わせをしよう。
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