2020年08月12日記載
総理大臣を呼び捨てにして批判ツイート連発しても許される日本
民主の女神、周庭氏が香港国家安全維持法違反で逮捕された。7月1日より施行された悪法による逮捕。彼女は6月30日をもってツイッターでの発言も終了し、法律施行日以降、表立った民主活動は停止していたのに逮捕である。

明確な逮捕理由はよくわからない。彼女はこの先どうなるのだろうか。世界的に注目され世界の監視の目があるだけに、中共が暴挙に出ることはないと信じたい。(この記事を書いたあとに保釈。ただしパソコンやパスポート没収)

民主化と叫ぶだけで逮捕を実行する中国共産党(中共)。法律適用以前の活動内容までさかのぼって逮捕するのだからとても恐ろしい国である。

アメリカだけでなく、ドイツや英国、そしてオーストラリアも中共と距離を置き始めた。

記者会見では強気の姿勢を見せる中国政府だが、確実に追い詰められ、確実に焦っているように私には見える。

アメリカは中共に対し徹底抗戦を構えている。ファーウェイを皮切りにTikTokの利用制限の他、Zoomにさえもメスを入れ始めている。Zoomの創業者エリック・ヤンは中国生まれの中国系米国人である。

ただあくまで問題は中国共産党であって中国人ではない。新型コロナでフィーバーしたZoomは、今月4日、中国でのサービス提供を終了させた。今後のことを踏まえれば、会社としては苦渋の決断とはいえ、懸命な判断といえる。

Zoomの株価は超高PERの水準だったが、現時点7%近い急落となっている。

一方、Webの世界では徐々にTLS1.3対応のWebサイトが増え始めている。従来の1.2との大きな違いは、外部からのパケット監視において、誰がどこのサイトを閲覧しているのかすら暗号化されるようになった点である。

つまり、グレートファイアウォールによる検閲する中国政府にとって、TLS1.3経由のWebアクセスは、検閲し難いhttps通信なのである。

そこで中共はTLSv1.3+ESNIを導入したWebサイトへは一切アクセスできない暴挙に出たと報道された。中国国内からはこれまでどおりGoogleやFacebook、Twitterにアクセスできないだけでなく、最新の暗号対応Webサイト全てにアクセスできなくなった。

まだ世の中のメジャーなWebサイトはまだまだTLS1.2が中心なので、中国から日本のWebサイトへのアクセス制限は少ない。しかし今後1.3対応のサイトが増えてこれば、自ずとESNI対応も行うWebサイトも増えてくる可能性が高い。

ちなみに当サイトや私が業務上管理しているWebサーバはすべてTLS1.3対応化を済ませている。ただしESNIまでは対応させていない。理由は一つのIPアドレスに複数のドメインを共有する運用をしているためである。

そのため私の管理しているWebサーバは中国からのアクセスが遮断されることはないのだが、TLS1.3は非常に強力な暗号化技術を採用していることから、今後大手のWebサイトも対応が増えてくると思われる。

検閲したい立場にとってTLS1.3は厄介な暗号化通信方式であり、中国のグレードファイアウォールも、もしかしたらTLS1.3対応全サイトを遮断する可能性も考えられる。

民主活動を強制封印させられた香港人だけでなく、大陸に住む中国人に対しても心から同情する。中共支配下での生活に国民の幸せは存在しない。

我が国では、総理大臣を呼び捨てにして批判ツイート連発してもが許される国。中国は共産党批判を一言でも発言したら逮捕される可能性がある国。

本当に日本で生まれて日本人で良かった。
コラムワード検索
表示件数
ワード検索
本コラムに関する意見
Twitterにて受け付けます @megahit_jp