2020年08月19日記載
S&P500が史上最高値を更新もダウ老舗企業は冴えない
S&P500が史上最高値を更新した。コロナショック前の水準まで回復した。実体経済は困窮状態であっても株価は高値圏で取引されている。

中身をみれば、高値の牽引役はGAFAMだけで引っ張っている。ダウは最高値まで1000ドル以上の差があるが、ナスダックは最高値を更新し続けており、その結果、S&P500も連れ高となっただけの状況である。

景気敏感株銘柄は相変わらず低空飛行のままだ。私のウォッチ銘柄において、航空株を筆頭に、ファイザーや3Mはコロナ前より低い水準だし、AT&Tも30ドルを割った水準で推移している。

一方、マイクロソフトはコロナ前から株価は1.8倍、アマゾンは2倍、アップルはなんとびっくり3倍まで株価が上昇している。

FRBからじゃぶじゃぶと供給された大量のマネーは、金や債権のほか、GAFAMばかりに資金流入が続いている構造となっている。GAFAM以外で伸びているのはNVIDIA、テスラ、ドミノピザあたりとなっている。

NVIDIAはコロナ前から株価は3倍、テスラは5倍まで膨らんでいる。対する同じ半導体でも老舗のインテルは株価が低迷、5G銘柄であるはずのシスコの株価も全く冴えない。

勝ち組と負け組の株価差の拡大は、私の想像を超える以上に拡大し続けている。ここまで来ると、かりにワクチン報道が良い内容であったとしても、景気敏感株への買いは増えてもハイテク銘柄が暴落する可能性は低いと見て良さそうだ。

となると、今からでもS&P500に投資するリスクは低いとみても良さそうだ。万が一ハイテクが売られたとしても、資金は景気敏感株に移動して買われることになるからだ。

じゃあ、私もこれからどうするべきかだが、航空株で損した分は航空株で取り戻す、という馬鹿げた戦略を変えるつもりはない。

とはいえ、明日明後日に航空株が暴騰する期待は低い。ならば、今月いっぱいは素直にインデックス投資をしてワクチン報道が出るまで待機するしかないのかもしれない。

2020年は私にとって大半の資産を失う最低最悪な一年になりつつある。生涯にわたって黒歴史として記憶として刻まれることだろう。アフターコロナは世界も変わるといわれるが、今でも航空業界が従来どおりの活況を必ず取り戻すと確信している。

それがいつになるかはもちろんわからない。それでも航空産業がコロナ前の水準に戻るタイミングこそが、私の資産が復活するタイミングになる。

それまでは超安定銘柄のネクステラエナジーNEEか、AT&Tに再投資して航空株の動向を見定めて過ごすことを検討している。
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