2020年09月09日記載
アストラゼネカ、被験者が重い副作用で第三相臨床試験中止
全世界がワクチン開発動向を期待して待っている。本来なら数年掛かるとされるワクチン開発も、全世界の製薬会社が全力で新型コロナウイルスのワクチン開発にしのぎを削っている。

だから通常のワクチン開発とは全く異なる次元のスピードで動いている。これまでの常識の時間軸とはことなる。

瀕死の航空業界、旅行業界、特に外国間移動の事実上の停止状態からの回復には、ワクチンの存在がどうしても欠かせない。

そんな期待が集まるワクチン開発動向で、はじめてアストラゼネカ社からネガティブ報道が発表された。

治験なので、副作用が出る可能性は当然あるわけで、想定の範囲内といえる。しかし全世界が期待を集めるだけにどうしても落胆してしまう。

今朝のNY市場。ハイテク集中上昇局面から一転して3日続落となった。

ずっとハイテクばかり買われる展開だったので、ようやく強めの調整局面になってちょっと嬉しい。

大暴騰したテスラは、今朝の段階で前日比23%の大暴落中だ。S&P500への採用見送りが暴落につながった。なにせこれまでの上昇はS6P500採用への期待分だったので、すべて帳消しになっただけである。23%の大暴落ではあるが、それでも暴騰前の水準に戻っただけ。まだ下がっても不思議ではない。

ちなみになぜかモデルナまで15%も下落している。アストラゼネカのアデノウイルス系ワクチンと全く異なるmRNAワクチンだが、治験者1名の重症報道が嫌気されて連鎖しての下落のように見える。

ボーイングも787製造工程にメスが入ったことが影響し7%近い下落。久しぶりに160ドルを割り込んだ。

ナスダックの過熱感への冷水と、今朝のアストラゼネカ報道で全面安の大荒れのNY。もうしばらく大荒れ相場が続くことを覚悟しておきたい。
コラムワード検索
表示件数
ワード検索
本コラムに関する意見
Twitterにて受け付けます @megahit_jp