2020年10月15日記載
フリーランスがハマる失敗するパターン
ネット環境が整ったことで、これまでリアルなビジネスで展開していた企業も次々とオンラインサービスに乗り出している。対面が原則だった口座開設もオンライン化が進んでいるし、診察もオンライン化の完全解禁が期待されている。

ネットコンテンツも毎日世界中で膨張しつづけていて、ネットコンテンツを制作する需要も増え続けている。

Webページ制作ひとつとっても、各社のブログサービスを皮切りに、wix.comやWordPressなどノーコードでWebサイトが作れる時代になったため、Web制作ビジネスだけでは、将来メシは食えないオワコン説が浮上し続けているものの、2020年にはいった現在はそれ以上に情報サイト制作需要が増えているため、Web制作会社が食いっぱぐれる可能性は近々ではまだまだ心配不要だと思っている。

20代を中心に、会社で働くのではなくフリーランスを選択する人たちも急増している。ネット全盛時代に入ったからこそ、今まで以上にフリーランスで働ける環境は充実しているし、なにかしらのネット系コンテンツ制作に関するスキルさえあれば、仕事を請け負える環境もあってフリーランスで働ける原動力にもなっている。

現在フリーランスで働く9割以上がネット系コンテンツに関するビジネスとなっている。それだけに年々競争の激しくなり、発注者側であるクライアントも発注先を比較検討して、最も有益な事業者やフリーランスに仕事を出す選別レベルは年々上がっていくと想定される。

現代社会においてモノやサービスは溢れかえっており、オンリーワンのサービスやモノはほぼないといって良い。つまり、買う側は必ず選択するプロセスを経て購買先を決定することになる。

フリーランスでやりがちな失敗は、この選別の土俵に載ったことが仕事と勘違いしているケースである。

コンペ型発注の場合、仕事に応募しても採用されなれば一銭もお金にならない。特にクラウドソーシングサービスを利用して仕事を探す場合、コンペ型で頑張って手を挙げて提案しても仕事が決まらない確率がドンドン高まっている。

フリーランスとして最も重要なことは、自分の稼働時間以上の収入を得ることにある。

会社員のように時間の対価として固定給をもらうのと違い、フリーランスは受注し納品して、ようやくお金をもらう権利が発生する。

つまり、会社員のような動けさえすれば給料がもらえるわけではないので、自分の稼働時間を如何にして効率よくお金に変えられているかを常に意識するタイムイズマネー思想が特に重要になってくる。

私もWebサービスを立ち上げて、日々問い合わせ件数が急増している中で、お金になりそうな問い合わせと、お金にならなそうな問い合わせの差がだんだん見えてくるようになった。

お金にならなそうな案件問い合わせの共通する特徴は、無料プランで一度も使ったことがない人がシステム導入の相談があるケースである。

このようなパターンは、ほぼ複数社から同様の見積もり提案を依頼して、比較し導入を検討することになる。

担当者が自ら無料プランで一度も使用経験もない場合は、一会社員として導入するための相見積もりを取得だけが目的で問い合わせしてくるパターンがほとんどである。

つまり当て馬として使われる可能性が高い。

私も当初問い合わせ件数がさほど多くないときは、一生懸命、導入に向けた提案書を作成して見積書を提出していたが、最近はこの手の問い合わせに対する提案書の作成時間は極力サラッと終わらせるようにしている。

受注できそうもない案件に一生懸命時間をかけて提案書を作る時間があるなら、即使ってくれる方のための機能改善や集客活動のために時間を掛けたほうが有益だと考えるようになったからである。

一方、既に無料ユーザ登録してもらって、使った経歴がある方からの問い合わせに対しては全力で対応している。実際、使って疑問に思った方からいただく問い合わせの方が、無料プランから有料プランに移行してくれる確率は極めて高いからである。

フリーランスで一番やるべきことは受注確率の見極めである。知り合いから仕事を安定的にもらえないゼロスタートの場合は特に受注確率を正しくジャッジする必要がある。

どんなに頑張って提案しても注文してくれなければお金にならないことをきちんと理解した上で稼働効率を意識しないと、忙しいばかりでほとんどお金にならないジリ貧になるからだ。

そのためにも、同じ繰り返しになりそうな業務はドンドン自動化して効率を挙げていく必要がある。受注までの稼働をどうやって減らしていけるか。フリーランスで成功するか失敗で終わるか、受注までの稼働時間の減らす力で決まってくるのではないだろうか。
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