2020年10月22日記載
米司法省の反トラスト法違反の疑いでGoogle提訴に疑問
インターネット会の巨人Google。米司法省が反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いでGoogleを提訴した。独占権の乱用悪とする思想は資本主義社会における原理原則の一貫である。

そもそもなぜGoogleがネット社会を牛耳ることができたのか?答えは明瞭で他社がGoogleと戦えるだけの力がなかったからだ。

訴訟の内容には4点ほど挙げられているが、

「スマホ市場で約6割のシェアを握るアップルに年間最大120億ドル(約1兆3000億円)を支払い、グーグルのインターネット検索サービスを標準としていることが反競争的と指摘」

に注目している。

アップルはなぜお金を受け取ってGoogle検索を標準としたのか。それはGoogleを使ったほうがユーザにとって利便性が高いからだ。

私はアップルユーザでないので詳細はわからないが、アップルユーザもGoogleを積極的に使っている。仮に標準の検索エンジンがbingだとしたら、Googleに切り替えるかもしれない。

アップル社にとっても標準機能を搭載するだけでお金がもらえることに同意しているから契約締結したのであって、強引ややり方で押し迫ったようには私には感じない。

本当の価値のある競争とは、より良いものを複数の企業が出し合って世の中の利益を向上させるために存在する。

ネット検索において、Googleと台頭に戦えるパフォーマンスをもった検索エンジンがあれば、ユーザが自由に選択して使用すれば良い。

もし司法省が勝訴したとしても、アメリカ経済にとってほんとうの意味でプラスになるのか大いに疑問を感じている。

他社との競争を阻害している要因は排除するべきだが、市場ニーズに常にマッチしたサービスを企業努力で続けている会社に圧力をかけて見た目で競争が生まれたところで、ユーザにとって本当の利益向上につながるかの観点のほうが大事ではないだろうか。

アップル社がGoogleに依存しなくても戦えるだけのネットサービスを作れば良いだけの話である。

一社が独占することに不満はあっても、巨人が提供するサービスによって全世界の人に価値を提供し続けているのならばなんら問題ないと思うがみなさんはどう思っているのだろうか。
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