2021年01月12日記載
自動車全車両EV化は本当に環境対策といえるのか?
MT車が絶滅危惧種を言われてかれこれ20年以上が経過するが、20年前と比較して大きく変わったのはスバルの方針転換ぐらいであって、トヨタに限れば章男社長になってから若干復活の傾向が見られる。

GSヤリスはトヨタ思想の典型車であって、私たち絶滅危惧種にとって心強い社長に映る。昨年の入社式ではスープラのエンジンを煽る演出をして、ガソリンエンジンの素晴らしさを主張した。

私は嬉しかったが、世間から見た昨年のトヨタの入社式の演出に対し、批判の声が続出した。時代齟齬だとか、環境逆行だとか、センスがないとか、言われたい放題だった。

繰り返すが、車好きの私からみれば、これまでのような大衆車80点の車しか出さかなったトヨタではなく、大衆車も出しつつ、GSヤリスのような車も出すメーカーになった今のトヨタは応援したいと思っている。

そんな中、政府は2035年、小池都知事は2030年までにすべての新車販売をEVのみにする施策を打ち出した。

EV戦略は政治的な思惑が強い。東日本大震災後の太陽光発電の再ブームに近いものを感じている。脱炭素社会と評するワードは、政治的パフォーマンスを演じるには最適なワードであって、環境対策と宣言するだけで、批判対象に成りえない黄金政策と捉えられる世の中の風潮に乗っかるのは都合の良い存在といって良い。

黒煙を拭き上げて街を汚すかつてのディーゼル車、外国で見られるプラスチック製品の河川廃棄、中国の工場から出しつづけている汚染水流出。

これらはいずれも悪であり、誰の目に見ても明らかな環境汚染であるため、根絶しなければならない。

そして20年経過した今、上記のような環境悪は今の日本の壊滅されている。ダイオキシン問題もゼロ化したといっていい。ガソリンエンジン自動車の20年前と比べて排気ガスも極めてクリーン化されている。

企業の日々の努力により、環境悪化を阻止するべく継続的排出削減は明確な効果が出ており。同じペースで将来的にもさらなる削減への努力は継続していくことは間違いない。

しかし世界に目を向けると、日本の高い環境対策は施されているとは言い難い状況下にある。

世界のマイナスをみて、我が国もEV化宣言とは、木を見て森を見ずと言わざるを得ない。

政治的な都合だけで材料視されるのはどうしても許しがたい思いが強い。

ストロー問題やスーパーのビニール有料化もさしたる一例だ。

充電のための電源を火力発電ですべて賄うとでもいうのだろうか?原発すら稼働率が低い状態が続いており、EV充電のために火力発電を大増発するとなれば、本末転倒だ。EV化するとバッテリ廃棄問題が出てくる。

そもそも論をいうと、脱炭素さえすれば地球温暖化は解消するとの考えが正しいと証明されていない事実がある。周りがそう言っているからCO2が温暖化の根源だと信じているにすぎない。

CO2排出が地球温暖化の要因。全世界の人たちが口を揃えて表明しているから正しい真実と捉えるのは間違っている。

なぜならCO2だけが地球温暖化の原因だ、科学的に実は証明されていない。このことをほとんどの人たちが認知していないことのほうが大問題である。

ただし一つだけ誤解のないように補足しておくが、地球温暖化の要因の一つに多少はCO2の要素もある。それだけだ。決してCO2排出をゼロ化すれば温暖化が防げる根拠はどこにも存在していない、という意味である。

地球の生命は今生きている人間の生存期間よりはるかに長い年月であり、地球生命からしてみれば、極一瞬の時間でしかない。おそらくCO2排出だけで大きく騒ぎ立てるようなのはゴミレベルの可能性のほうがむしろ高い。

重要なのは地球環境の変化レベルと人間が生命依存していく上での影響が重要であって、地球規模における変化は無視できるレベルである。

一方、企業が継続的な事業を展開するには、世の中の動きが正しい、正しくないに関係なく、周りに同調した対応をすることが業績拡大につながる。だから世の中の潮流に合わせて商品開発に反映されていく。

企業が動いているのは業績拡大のためであって、本当の意味で正しい、正しくないとは無関係に動いていることを理解しておく必要がある。

さて、EV化が動けばMT車は絶命に向かう。コロナ禍だから出たEV化のようにも感じるし、今の権力を有する政治家たちは2030年には政治家引退している情勢からして、この先どうなるか見通せないものの、いよいよMT車を新車で購入できるタイミングはラストチャンスになる覚悟を決めている。

当初昨年中に買い替えするはずだったマイカーを株式投資の失敗で1年先送りしたが、今年はどんなに先送りしても10月までには契約するタイムリミットを設けている。

・タイヤ摩耗リミット
・納車までのタイミングと車検リミット
・30万キロ目前とタイミングベルト交換リミット

現在28万3000キロ走行しており、これらのリミットを考慮するとあと2万キロ走行が一つの限界と判断している。

昨年はコロナ禍で思ったほど走行できていないが、さすがにあと10ヶ月もあれば30万キロ突破するのは確実だし、次の車が納車されるまでには到達させたい一大目標でもある。

次のシビックはフルモデルチェンジと言われており、報道を見る限り、ハッチバックモデルもTypeRも出るようなことが書かれている。

少なくともTypeRが出てきてくれれば、MT車であることは確実で、ギリギリ新車MTを買うチャンスは残されていると信じている。

秋までに本当に出るかわからないカローラスポーツGRMNモデル、もしくはフルモデルチェンジのシビック。どちらかが発表されることを期待しながらタイムリミットの秋まで耐えてしのいでいきたい。
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